ライフスタイルを尊重した働き方

10月 6th, 2014

看護師の働き方は、看護師個人が自身のライフスタイルを優先させる傾向や、看護利用者のニーズに合わせて様々なものとなりつつあります。
病棟勤務となると、主流は二交替か三交替の昼夜勤シフト制ですが、看護師も結婚や家族が増えると、それに合わせたライフスタイルを好むようになりました。出来れば家族にあわせて、日勤帯で定休日が欲しいところです。家庭をもてば、家庭人としての充実こそがミスのない業務をこなす鍵となります。毎日の食事・家族の健康管理が仕事にも生きていく。一家団欒の食事の時間は精神衛生上でも重要とされています。その生き方や姿勢が看護に現れていくと言われています。

従来のシフト制では、病棟勤務は未婚の若手のみとなってしまい、経験の不足した不安な病棟看護となってしまいます。そこで、最近では、夜勤専門のアルバイトを配置し、幅広い年齢層の病棟看護師を確保しようとの体勢をとる病院も増えつつあります。夜勤、深夜勤は、給与も1.25〜1.5倍と良く、消灯直後のナースコールの嵐がすぎれば、それほど頻繁にトラブルもなく、数時間は仮眠時間や落ち着いた時間が取れる日が多くあります。

看護師側では、未婚や子どもの自立によって、自由な時間が多く、体力的にも丈夫で、少しでも多く稼ぎたいというニーズもあり、また、病院側でもその病院に長くいるベテラン看護師を確保できることや、そもそもシフト勤務は身体的に無理があり、慢性過労が原因で起こる医療事故を防ぐという安全管理の面からも、定時制のほうが望ましいという、両者の希望が合致した働き方となります。

また、看護師の常勤が必要のないデイケアや、自宅への訪問看護なども、アルバイト制にすることによって、常勤看護師を待機させておく費用は削減できます。限られた時間の中で、少し家計の足しにしたいといった、看護師側のニーズに応えています。
夜勤専属ならば、夜勤1回3万円〜4万円程度、訪問看護なら1訪問1〜1.5時間程度で3,000円程度と、かなりの高額報酬となっています。

できれば潜在看護師を出さないよう、家庭人である看護師の職場環境を整えたり準夜勤・夜勤・日曜出勤の看護師には厚い手当てで、それぞれのニーズにあった労働とライフスタイルが担保できるような職場であってほしいと思います。

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